First Year Program in KYOTO(通称FYP)は、大学生活を京都でスタートする1回生のための新しい形の学びの講座です。京都8大学の学生が参加し、グループワークを中心とした毎回の講座に様々な体験プログラムを組み合わせた内容になっています。多様な人と出会い、これまでなかった体験を積むことができます。大学生になったら、何かチャレンジしたいけど具体的にまだ決まっていないという人にはぜひご参加いただきたい講座です。
講座の全日程を終えた2020~23年度の受講生は91%が「成長したと思う」と回答!
98%が「視野が広がった」、94%が「行動が変わった」、91%が「考え方が変わった」と回答しています。
先輩たちは1年間の活動で今後につながる確実な手応えを得ています。
京都橘大学 浅羽 玲南さん
2分間を余すことなく活用して簡単なプレゼンが出来ますか?
FYPには大きな発表の他に、細々とした発表の機会が多くあります。その中でもアイスブレイクとして設けられる数分間での班内発表は私を大きく成長させました。
プレゼンは1人で練習を重ねるよりも、場数をこなす方が簡単に上達します。それを、身を持って経験できた場がFYPでした。
もう少しだけ自信を持って人前に立てるようになりたい。1年前、そんな思いで背伸びした自分に感謝しています。
みなさんにもぜひ体験してほしいと思っています。
ほぼ隔週の土曜日が講座の日。通常10時~14時、京都市内のいろんな大学のキャンパスや会場に集まります。将来に備える体験としてオンラインの回もあります。 講座では他大学の学生や先輩サポーターとも一緒に楽しみながらさまざまなグループワークに取り組みます。
毎回の講座では「Try & Learn Sheet」を使って、プログラムや普段の大学生活で取り組んだこと、発見したことをグループ内で交流します。言葉にすることで体験を学びとして定着させ、交流することで学びに「他者の目」を取り入れます。
毎回の講座を通じて、体験したことを振り返り・経験から学ぶことを習慣化します。
ポートフォリオは、毎回の講座で使用する必須アイテム。「自分の強みや課題」「夢・やりたいこと」「成長ストーリー」など、 個人を見つめるコンテンツで構成され、1年間を通して自分自身で作成していきます。
1年間でどのような課題と向き合い、どのように成長したのか、ありのままの自分の成長を記録し蓄積することで、その時の自分の考えや気持ちを残すことができます。
ポートフォリオに記録した成長のあとを振り返ることで、これまで気づかなかった成果や強みを発見することもできるでしょう。ポートフォリオを作成することは、自分自身の「成長の作品集」を作ることでもあるのです。
※実施時期の表記は2024年度のものです。2025年度は異なる場合があります。
5月〜7月
「世の中を1ミリだけでも動かす」体験をするために、国連の「持続可能な開発目標=SDGs」の中からチームごとにテーマを決めて取り組むチャレンジプログラム。 環境や教育、社会問題などからテーマを選び、自分たちに何ができるか考えます。自分たちで自由に課題を設定し、「発表して終わり」ではなく実際に行動に移し、ほんの少しだけでも社会に働きかけ、社会を動かしてみます。
7月〜11月
夏休み前から始める「チャレンジプログラム2」は、京都の協力企業・団体や行政の課題を解決するために、現場を体験し、アイデアを出し、提案します。受講生がチームを組んで取り組む、他にはない体験です。
関心のある企業・団体ごとのチームで取り組みます。ミーティングや連絡・調整など、社会人とのコミュニケーション力が磨かれる場です。
企業・団体のリアルな課題をつかむために現場を訪問。製品やサービス・活動の体験、普段は入れない場所や聞けない話など、発見の連続です。
企業の現場で社員さんに影=シャドウのように付きそいます。普段では見られない「お仕事のリアル」を目にすることができます。
アイデアがまとまったらチームでプレゼン。Goサインが出たら実際に企画の実施や商品開発など、アイデアを形にするプロセスに進みます!
年3回
春・秋・冬の3回、受講生とサポーターの先輩との面談を行い、大学生活での不安を相談したり、目標などを話します。サポーターの先輩はホントに頼りになります。
5月
グループごとに京都の街を舞台にしたクイズラリーに飛び出します。お互いの仲が深まることは間違いありません。
6月・11月
ワークショップ
大学生になって必ずやることになる「プレゼンテーション」。先輩の知恵が詰まった講座で先輩の技を学べ!
6月・10月
ワークショップ
社会人として活躍している先輩たちはどんな大学生活を過ごしたのだろう? いろんな職種の方をお招きしてじっくりお聞きします。
7月
京都の夏といえば祇園祭。プログラムでは保存会の協力による山鉾巡行、準備、宵山販売等の普段はできない体験や、祭りを裏で支える「祇園祭りごみゼロ作戦」ボランティアへ参加します。
(希望者のみ・祇園祭の実施状況によります)
10月〜12月
社長さんって、どんなことを考えているんだろう? プログラムでは企業経営者が集まる京都中小企業家同友会の例会を順番に傍聴、経営者のリアルな悩みや喜びに触れることができます。
12月
プログラムの最後に、メンバーみんなで1年間のチャレンジしたこと・学んだこと・お互いの成長を振り返ります。
2024年度講座の最終発表会の様子をちょっとだけ見せちゃいます。
講座名 | 『体験型学び講座』 First Year Program in KYOTO 2025 |
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募集定員 | 100名 |
実施期間・ 回数 |
2025年4月~12月 14回の講座費用(対面またはオンライン) 2回のチャレンジプログラム |
受講料 |
99,000円(税込) ※各会場までの交通費は自己負担です。 チャレンジプログラム等の一部では実費の自己負担をお願いする場合があります。 ※このプログラムでは、チャレンジプログラム等で協力先企業・団体に訪問するなど、各大学外で活動することがあります。 ※プログラムは対面12回・オンライン2回の実施を予定しています。但し、感染症等の影響によってはこの配分を変更することがあります。 |